女にもてて手当たり次第にヤリまくり状態だが、 本業のパチプロはダメで10連敗中の男(ヒロシ。安達)。 「女やったら簡単に開くのに、なんでお前、パチンコの チューリップは開かんのや」と言われてます。
若手有望株のクギ師だが、とにかく女にもてない、 でも女とヤりたくて仕方ない男(アキラ。石井)。
この二人を軸にして物語は進みます。
物語の冒頭、この二人は「勝負」をしてパチプロが 10連敗してしまう訳ですが、 パチプロは半月後にもう一度勝負させてもらう約束を取り付けます。 ‥ということで、この物語はパチプロがリベンジを果たすため パチンコの猛特訓を‥なんて話では無論ありません。というか このパチプロ、再戦の約束をしておきながら、 精進する気配が全然ありません。勝負の前日も、屋台のラーメン屋の 女将が屋台を引くのを手伝って、女同士の修羅場に巻き込まれたりしてます。 あれ? この修羅場を演じてる女の一人、芹明香は クギ師とデートの約束してなかったか? ‥ということで、 かわいそうなクギ師‥。失意のクギ師に、さらに悲しい知らせが。 生みの父親が亡くなったと。話はすぐ遺産相続の話になり、父親の 遺言により、期限‥翌日午前9時までに結婚したら遺産を全額相続 という話になります。そして突然、クギ師がモテモテに。 なんたる急展開! ‥でも肝心の芹明香は‥。結局、 パチプロとクギ師の勝負で、勝ったほうが芹をいただくという展開になります。
かくて。クギ師とパチプロの勝負です。クライマックスですね。 しかし勝負は‥チューリップが開いた! しかしこれはヤオだ! クギ師が芹から身を引いたということですね。 ここでようやくパチプロが目覚めます。パチプロは 一年後の再戦を約束して、芹と二人で修行の旅に出るのでした‥
なお、ストーリーの本筋(?)とは直接関係ないと思うんですが、 パチプロの師匠がちょっといい味出してましたので紹介させてください。 ラーメン屋の屋台で師匠がパチプロに語って曰:
「わいの師匠はな。玉を入れる左手と、はじく右手が、どっちも 乗らなあかん。左手と右手の息が合うてはじめて、玉が 活きるんや、言うてった。今みたいに、左手のいらんような パチンコのやり方は、おやっさんには納得でけんやったんやろ。 年とって、だんだんに自分の持ち時間が少のうなっていく時になって、 いきなり新しいやり方でしかでけんようになってみい、 こらあ、こたえるでぇ。」当時は、今とちがって、玉をはじくスタイルの台が一般的でした。 なんですけど、それ以前はもっと別のスタイルの台だったんですね。 へー、という感じ。 屋台の女将の「つらい話でんなあ」という相槌を受けて、 さらに師匠のウンチクは続きます。
「そうや。男の一生ちゅうもんはな、 ほんまに、ああっという間のもんやでえ。 セックスにしたらてそうや。 男の一生に出せる量は、決まっとんのや。それだけ出してしまうと、 最後に、赤い玉が、ぽーんと、出てきよる。それで打ち止めや。 テンゴやないでえ。赤い玉にはな、「しまい」と書いてあるのや。 男いうパチンコ台の出す、最後の玉や‥」なんでそこで話が 赤い玉伝説 に行くんだよ‥(苦笑)。 そして師匠は、パチプロを、ストリップに連れて行きます。 ちょうどそこでは師匠の奥さんがストリップを‥‥おお! 谷ナオミさんだ!
(^o^)
二人して 涙を流しながら奥さんの秘部を見る師弟。
何だよこのノリ、と思って見てたら師匠が衝撃の告白。嫁とヤってくれ、俺、
「赤い玉、出してしもうた‥」‥ああ、だから赤い玉の話だったのか。
いずれにせよ、深いんだか、深くないんだか、よくわかんない感じが
印象に残りました。
(^_^;
(^o^;
クギ師の4人目のお父ちゃん役として、
開始40分目あたりにチョロっと出てきます。
若すぎて、気付くのに しばらくかかってしまいました。